正式名「あるかりがメモレベルで理解不能なことを書くブログ」
No.69 ジグクロ作成講座(2)「ながら」
Category : ジグクロ作成講座
前回の予告どおり「ながら」法で実際に作ってみましょう。
目標は「初級手筋を多めに」「難易度は低く」で行ってみましょう。 「解きながら」なので、解くときに最初に何をするかを考えると、
「左上の角」を埋めるのがセオリーではないでしょうか。
(進行の都合によりそーゆーことにしておいてください)
というわけで左上角に2x2のピースを置きます。
大きさは適当に決めました。都合が悪くなったら直しましょう。
右上角~上外周を考えずに決まるようにします。超初級手筋ですね。
上外周の残りの5マスを左から3マス、2マスに区切ります。
この流れのまま、右下角~右外周を決めてしまいましょう。
ここは、ピースの形によって決まるような手筋を使います。
▲(2fと3f)を右上角のピースにくっつけて障害物を作り、
右外周を┐型と┘型のL字ピース2つに区切ります。
△(2gと3g)には┘型しか置けないという手筋ですが、
◇(6f)を右下角にくっつけると、同じ手筋が下にも登場して
しまうため、右下角のピースは1x2マスとします。
サクサク行きます。左下角~下外周で黒マス手筋を登場させます。
下外周の残りを左から1マス、1マス、3マスのL字のピースと区切り、
★(6a)☆(6c)を黒マスにします。
(ピース分割がわかるように黒マスを■にして線と区別します)
☆(6c)につながるピースがL字なのは、
◇(6f)につながるピースを大きめに取るためです。
さて、ここまで文字、言葉を入れてきませんでした。
最初のピース系手筋に集中するためですが、
外周の3辺が決まったこの時点で考えないと詰まってしまいます。
解き手の立場に立った場合、この時点までに白マスに入る文字に
気付くと、やや興ざめな感がするので、
すぐ決まらないように「*イ*ン」など候補が多い言葉を軸に、
2~3文字の言葉で(これまでに合致するよう)組みます。
白マス文字はあえて伏せてみます。考えつつ進んでください。
7文字の言葉を避けるように●(7d)を黒マスにします。
すると、左下で分断禁が使えるようになりますが、
ここでは使用せずに○(3bと6b)で「ンンー手筋」を使います。
気付きやすくするため、左上角のピースを1x2に減らし、
左外周を2x2のピース2つにします。
さて、中央部を決める前に盤面を決定してしまいましょう。
入る全ての言葉に白マスが含まれるポリシーが個人的にあるため、
(次回の「カット」で詳しく説明します)
c、dに入る言葉を調整するために4の言葉も変えてしまいます。
結果、右側がほとんど変わってしまいました。
ここで注意すること。外周では候補の多い言葉を組みましたが、
中央あたりでは逆に候補の少ない言葉を組みます。惑わした結果、
最終的に白マスに入る文字がわからないのでは本末転倒です。
また、低難易度なので、入る言葉も簡単なものにします。
最後に中央部を決めます。大き目のピースを入れましょう。
大分断禁(1c~5g)も面白いですが、これは中難易度でしょう。
Tを反時計回りに90度回転させた形にピースを取ります。
解くときに2ヶ所候補がありますが、黒マス隣接禁で決定します。
残りは適当に切って完成です。
あとはピースごとにバラし、文字配列の美しさなどを調整しつつ、
解き直します。修正が入れば、その都度、見直す必要が出てきます。
見落としがちなのは、同じ言葉が入っていないか(青)とか、
意味のない繋がりがないか(緑)とか、白マス、黒マス、長音(ー)
しかないために回転が可能で、角・端にすぐ決まらない(オレンジ)とか、
似たような言葉も避けた方が好いですが、そこは個々のセンスです。
以上、「ながら」法に沿いつつ、
当初用意した文章量を半分ぐらいまで落として
駆け足で完成させました。わかりにくかったらごめんなさい。
次回は「カット法」です。
目標は「初級手筋を多めに」「難易度は低く」で行ってみましょう。 「解きながら」なので、解くときに最初に何をするかを考えると、
「左上の角」を埋めるのがセオリーではないでしょうか。
(進行の都合によりそーゆーことにしておいてください)
というわけで左上角に2x2のピースを置きます。
大きさは適当に決めました。都合が悪くなったら直しましょう。
右上角~上外周を考えずに決まるようにします。超初級手筋ですね。
上外周の残りの5マスを左から3マス、2マスに区切ります。
この流れのまま、右下角~右外周を決めてしまいましょう。
ここは、ピースの形によって決まるような手筋を使います。
▲(2fと3f)を右上角のピースにくっつけて障害物を作り、
右外周を┐型と┘型のL字ピース2つに区切ります。
△(2gと3g)には┘型しか置けないという手筋ですが、
◇(6f)を右下角にくっつけると、同じ手筋が下にも登場して
しまうため、右下角のピースは1x2マスとします。
サクサク行きます。左下角~下外周で黒マス手筋を登場させます。
下外周の残りを左から1マス、1マス、3マスのL字のピースと区切り、
★(6a)☆(6c)を黒マスにします。
(ピース分割がわかるように黒マスを■にして線と区別します)
☆(6c)につながるピースがL字なのは、
◇(6f)につながるピースを大きめに取るためです。
さて、ここまで文字、言葉を入れてきませんでした。
最初のピース系手筋に集中するためですが、
外周の3辺が決まったこの時点で考えないと詰まってしまいます。
解き手の立場に立った場合、この時点までに白マスに入る文字に
気付くと、やや興ざめな感がするので、
すぐ決まらないように「*イ*ン」など候補が多い言葉を軸に、
2~3文字の言葉で(これまでに合致するよう)組みます。
白マス文字はあえて伏せてみます。考えつつ進んでください。
7文字の言葉を避けるように●(7d)を黒マスにします。
すると、左下で分断禁が使えるようになりますが、
ここでは使用せずに○(3bと6b)で「ンンー手筋」を使います。
気付きやすくするため、左上角のピースを1x2に減らし、
左外周を2x2のピース2つにします。
さて、中央部を決める前に盤面を決定してしまいましょう。
入る全ての言葉に白マスが含まれるポリシーが個人的にあるため、
(次回の「カット」で詳しく説明します)
c、dに入る言葉を調整するために4の言葉も変えてしまいます。
結果、右側がほとんど変わってしまいました。
ここで注意すること。外周では候補の多い言葉を組みましたが、
中央あたりでは逆に候補の少ない言葉を組みます。惑わした結果、
最終的に白マスに入る文字がわからないのでは本末転倒です。
また、低難易度なので、入る言葉も簡単なものにします。
最後に中央部を決めます。大き目のピースを入れましょう。
大分断禁(1c~5g)も面白いですが、これは中難易度でしょう。
Tを反時計回りに90度回転させた形にピースを取ります。
解くときに2ヶ所候補がありますが、黒マス隣接禁で決定します。
残りは適当に切って完成です。
あとはピースごとにバラし、文字配列の美しさなどを調整しつつ、
解き直します。修正が入れば、その都度、見直す必要が出てきます。
見落としがちなのは、同じ言葉が入っていないか(青)とか、
意味のない繋がりがないか(緑)とか、白マス、黒マス、長音(ー)
しかないために回転が可能で、角・端にすぐ決まらない(オレンジ)とか、
似たような言葉も避けた方が好いですが、そこは個々のセンスです。
以上、「ながら」法に沿いつつ、
当初用意した文章量を半分ぐらいまで落として
駆け足で完成させました。わかりにくかったらごめんなさい。
次回は「カット法」です。
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